知る権利があると言うこと・・・その7
今、考えて、この問題で新聞社側が反省すべきことは、①結果としてニュース・ソースを秘匿できなかった、②自社の紙面で密約文書そのものをのせるべきだった。
と改めて思わされます(当時、世間から指摘されていることだだったそうですが)。
密約の報道について西山記者と社の幹部は①文書そのものを出すとニュース・ソースがバレる、②たとえ、このような密約があろうとも、沖縄が早急に日本へ返還されることの方が重要である。
今水をさしたくない―と考えました。
十何年前の切迫した状況下でのギリギリの判断を、歴史の歯車が相当に回転したあとで、気楽に、ああすればよかった、というのは気がひけると思いますが、当時の記者はそのことにアタマがまわらなかったそうです。
報道することが、むしろ長い目で見た国益にかなうことだったのでした。